寒さに震える年末年始、皆さんどうお過ごしですか?連休こそ自宅でのんびり、温かいお風呂に浸かって体の冷えや疲れを取りたいですね。本日紹介するのは木材と石材のコンビがモダンで魅力的な浴室です。あなたはどれが好みですか?
最初に紹介するのは京都府の一級建築士事務所 (有)BOFアーキテクツによる浴室です。多層的な石材の壁と対照的なガラスの開口部が印象に残るモダンなデザインです。天井にナチュラルな色味の木材を使うことで石材の強い存在感を和らげ、同時に外部の緑も相まって自然をたっぷり感じることができる浴室となっています。天然素材のラフな表情と都会的な洗練が同居した魅力的なスタイルです!
十和田石とヒノキは昔から浴室によく使用されてきた材料です。そのためこれらをメインに使用した浴室は古典的な和風スタイルになるのですが… こちらの場合はひと味違う。直線が強調されたシャープなデザインと大きな開口部、さんさんと光が差し込む空間はモダンと洗練、スタイリッシュな癒しのスペースです。東京都内の住宅地とは思えない、まるで隠れ家的な旅館の露天風呂のような静けさと落ち着きに満ちた浴室です!
浴室の色調は多くの場合、白や明るい中間色、または寒色系が選ばれます。しかし、株式会社高野設計工房が手がけたこちらの浴室は、バスタブ部分の深みのある赤がなんとも印象的!高級感とエキゾチックな雰囲気を漂わせた空間でちょっぴり非日常体験ができそう。壁と天井を覆うナチュラルな色調の木材が赤色の強さをうまく中和しています。
【 浴室についてはこちらの記事でも紹介しています】
浴室壁面に使われているのは無垢材。無垢材ならではのナチュラルな色味と表情が癒しの雰囲気を作成しています。こちらの浴室の特徴と魅力は青空や星空を眺めることが出来るトップライトがあること、建物南面に配置されているので明るく風通しが良いこと、浴室から直接出入り可能な湯上りバルコニーがあることなど。一年を通して充実のバスタイムが楽しめます!