室内の安全性向上のために:家庭内事故予防のまとめ

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安全であるはずの家ですが、家庭内事故って意外と多いですね。特に小さな子どもやお年寄りの、家庭内の事故率は、交通事故よりも多いのです。確かに事故は、いつ、どこでも起こるものです。しかし事故が、生命の危険に関わったり、受傷に至る前に、少しの注意で事前に防げるものもあります。普段から予防対策を行うと、事故の発生率を確実に抑えることができます。それでは室内の安全性を向上するためのポイントはどのようなものでしょうか。頻繁に起こる事故とその対策をまとめてみました。

コンロを付けっぱなしにしない!

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ほとんどの人が経験したことがあるように、室内で最も多い事故の一つがやけど。原因の多くは火災など大型の事故でなく、食べ物や飲み物、暖房器具やシャワーなどで、本当にどこの家庭でも起こりうることです。特に小さいお子様がおられるご家庭では、コーヒーカップなど、熱湯の入ったものを乳幼児の手の届かない場所に置くことを習慣化することが大切です。そしてもう一つ気をつけたいのが、調理器具。お鍋を火にかけたままその場を離れたり、熱くなったフライパンを置いてキッチンを去るということのないように。最悪火災にまで発展します。

目には見えない電流に注意

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次に気をつけたいのが、感電事故。電気は目に見えないものなので、特に注意が必要ですね。小さなお子様がおられるご家庭では、コンセントガードやキャップなどで安全対策をされておられると思いますが、大人も気をつけなければなりません。例えば、電球を交換する際には、必ず電源のスイッチを切り、プラグを抜いてから行いましょう。また、壁や床に穴を開けたり、釘を打ったりする場合は、その裏側の電線に接触することがないかなど、事前の確認が必要です。

階段

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室内の事故で、シニア世代に多いのが転倒・転落事故。高齢者の方は特に反射的にバランスをとることが難しくなっており、骨折しやすい傾向にあります。そのまま寝たきりになってしまわないよう、普段からの予防が大切ですね。そして小さな子どもにとっても階段は特に危険な場所。慣れている場所でも、掃除の後濡れたままになっていると足を滑らせやすいです。DIOMANO設計が手掛けたこちらのお住まいは、階段がとてもゆったりとしており、安心です。

転倒事故予防

前述のように家庭で意外と多い転倒事故ですが、実は階段以外でも起こります。床に置いてある新聞紙やおもちゃなどに足を乗せて滑る、室内の段差につまづくなど、原因は様々です。室内は、整理整頓されているか、廊下や階段は十分な照明があるかなど、一度チェックされてみることをお勧めします。こちらのお住まいは、車椅子の身内の方のために、外構を含め、徹底したバリアフリーの仕様となっています。誰でも歳をとり、体の自由が若い時ほど効かなくなるので、新築やリノベーションの際は、あらかじめ室内の段差をなくすのも良いのでは?尾日向辰文建築設計事務所が設計を手掛けました。

コードは隠す

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転落事故の予防のために、引っ掛けやすい電気コードなどは、できるだけ隠したり、壁際にくっつけるように設置することをお勧めします。目につかないようにすると、乳幼児の感電事故防止にもつながります。それにインテリアを考える上でも、コードはできるだけ目につかないようにしておいたほうが良いですね。

誤飲予防

誤飲も多く発生している家庭内事故の一つ。家族が服用している薬剤などは、子供の手が届かないところに保管しておくのが一番です。気をつけなければならないのが、液体肥料や洗剤の誤飲。水で薄めるタイプのものだと、ペットボトルに入れて薄めたりすることもあります。しかしそれをそのまま放置しないよう気をつけましょう。テーブルの上に置いておいたペットボトルから、他の人が間違って飲んでしまう恐れがあります。そして、飲料用のグラスなどには、決して飲料以外のものを入れないようにしましょう。

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