機能的に住まう。白いモダンな住空間

Kanako.K Kanako.K
総社の家, 株式会社 小林恒建築研究所 株式会社 小林恒建築研究所 Дома в стиле модерн
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新たに家を建てるなら「住空間」にあってほしい特別な機能は何ですか。趣味の為の部屋や、プール、愛車の為のスペースや、広い庭に家庭菜園の出来るスペースですか?人によって要望も機能も様々です。今回ご紹介するのは二世帯住宅でありながら、ゲストハウスを兼ねた住宅です。株式会社小林恒建築研究所が手掛けたのは、シンプルな四角い形状の白い器を土台としたモダンな住空間でした。ディスプレイデザイナーとして忙しい日々を過ごすお施主さんが心身共にリフレッシュの出来る居心地のいい場所であるよう、そして何よりも田園風景の広がる故郷を感じられる空間として機能する住まいの形です。

夕景の中の外観

場所は岡山県総社市内の田畑が広がるのどかな郊外です。夜になれば星も見えそうなほどの静かな土地に、白くて、横長で、モダンなシンプルな建物が本住宅です。夕景の中の外観は淡く優しいひかりが灯る上品な印象。一階部分を母親の居住空間と三室のゲストルームを、二階にはオープンキッチンを持つダイニングとリビングにお施主さん本人の為のベッドルームを配置。各室が南側を向くような明るく心地のいい空間へ。

撮影:ナカサ&パートナーズ

魅せる空間

ゲストハウスを兼ねた住居ともあってパブリックな階段スペースはオープンなモダンで洗練された空間に。ガラスの開口で覆うスケルトンな空間は昼には陽の光が通る心地よさ、夜には間接照明の明かりと人の動くシルエットをから常に人の存在や、陽の移ろいを感じることができます。二階部分には対面する南側の開口の空をも見通す洒落た雰囲気も。

撮影:ナカサ&パートナーズ

シンプルに開放的に

階段を上がった先にはワンルームに収まるオープンキッチンにダイニングとリビングスペース。白をベースとした空間造りは間接照明やスポットライトが一層引き立ちます。一体化した二階スペースも大きな開口と柔らかな照明の効果もあって開放的でゆったりとした静かな雰囲気を楽しむことができます。大人数で過ごすこともできる程のスペースですが、忙しいお施主さんにとっては、週末にだけ帰ってこれる家族の時間、田園風景を静かに楽しむ最高の場所かもしれません。

撮影:ナカサ&パートナーズ

抜けを感じるリビング

二階のリビングから眺める景色は田園風景の広がる静かな風景。南側と対面する壁をも開口とすることで抜けを感じる開放感と、太陽の移ろいを楽しむことのできます。コンクリートの床に白い内装はどこか無機質な雰囲気を感じますが、反面景色の温かみをじんわりと感じることができます。白い内装であれば大きな余白にはプロジェクターを使ってホームシアターも楽しむことが可能です。

撮影:ナカサ&パートナーズ

生活感を包むキッチン

オープンキッチンは手元を隠すほどの衝立で囲う生活感を包むデザインに。空間のスッキリとした印象を崩さず清潔感を感じます。大きなダイニングテーブルは大人数でも楽しく食事ができる程のゆとりが。白を基調とした無機質感を覚える住空間ですが、空間はあくまでも器であり、住まう人や環境がより際立ち存在感が増すような感覚を与えてくれます。住まう人の要望が詰まった機能的な住まいです。

撮影:ナカサ&パートナーズ

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