室内の大きな面積を占める壁。多くの人が白い壁紙を無意識に選んでいることでしょう。しかし壁の素材や質感、色にこだわれば、部屋はもっと魅力的に洗練されたインテリアとなります。今回は特に壁にこだわりが詰まった10の寝室を紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい!
一つ目のアイデアは壁材を剥がし素地をむき出しにすること。壁のためのアイデア=いかに壁紙や装飾品で飾り立てるか。と思いませんでしたか?加えることだけがインテリア作りではないんです!ラスティックなコンクリート面には美しい自然のアートがよく映えます。モダンでこなれた雰囲気の寝室です。
壁の一部にレンガを設置すると簡単にインダストリアルスタイルを造ることができます!白くペイントすればレンガの存在感が中和され、個性は残しつつ洗練された印象となります。年季の入った使い古されたレンガの方が本格的な雰囲気となりますよ。
素材の変更ばかりが手段ではありません。色の変更でも部屋を洗練された雰囲気へと変えることができます。家具やテキスタイルとの調和を考えた配色なら全体が統一感のあるインテリアとなります。こちらは落ち着きとエレガンスを感じさせる寝室。
どんなスタイルにも合う木材は間違いの無い選択です。よりモダンでドラマチックなムードを作りたいのなら、こちらのようにガラスや鏡などを大胆にレイアウトして。スポットライトや近代的なLED照明を加えればさらにモダンな雰囲気となります。
クッション材の壁はソフトでエレガントな雰囲気を作ります。しかもそのままもたれることができるのでヘッドボードが不要です。
こちらの寝室はドレスルームとの境界を壁の代わりにカーテンで仕切っています。ビロード風の重みのある素材、深みのあるブルーがラスティックな質感の木材とよく合っていますね。カーテンは設置や交換が容易かつ部屋の印象を大きく変えることができるので、ぜひ挑戦してみて下さい!
シンプルなのにインパクトがあり、しかも小さな部屋にぴったりのアイデアが鏡です。部屋を二倍の広さに見せることができ、しかも照明の光もキャンドルの灯も映り込むのでラグジュアリーな雰囲気に。寝室ではヘッドボード側の壁に設置するのが正解。
こちらの寝室にはデフォルメされた木が描かれています。どことなく日本画の梅のような雰囲気ですね。優しく儚げな雰囲気が上品なスタイリングとよく調和しています。手前の部屋のブルーの壁とのコントラストも完璧。
ポルトガルの家具&アクセサリーLarformaによるスタイリングです。
こちらはモザイクとダマスカス柄という二種類の壁紙が使用されています。パターンのミックスはうるさくなりがちですが、同系色のペールトーンなので気になりません。テキスタイルも同系色で揃えて上品に。
壁材そのものを変更したり壁紙を交換するよりも手軽ですぐに実行でき、そして個性も表現できるのが壁にアートを飾ることです。シリーズものを並べて設置したり、異なるアーティスト達の作品でも色のトーンが合っていればこなれた雰囲気になりますよ。