はじめての一人暮らし、その必需品は？

一人暮らしの必需品の基本は、やはり寝具、カーテン、照明、冷蔵庫、洗濯機と言えます。比較的大きなこれらの家電や家具は、ワンルームに揃えておくとあとで困りません。これら一人暮らしの必需品は、部屋のサイズと比較して、「一人暮らし用に見合ったサイズ」を揃えておきましょう。その他の細々とした必需品は、生活していくうちに気が付きやすく、また小さいものは手に入れやすいので、ゆっくりと揃えることをおススメします。そうすることで、無駄な出費を防ぐことができます。

一人暮らしの必需品の中でも高い優先順位はベッドではないでしょうか。ワンルームには、ベッド、もしくは敷布団の選択肢が挙げられます。収納が比較的少ないワンルームには、収納引き出し付きのベッドやコンパクトに収まるロフトベッド、ソファーベッドなどを選ぶことで、スペースを有効に活用することができます。敷布団は、スペースのフレキシビリティを上げ、最低限の就寝スペースを確保するだけで済みます。こちらのワンルームのように、引き出し付きの一段上がった床に、敷布団をひくなどの選択肢もあります。

照明は部屋のインテリアを大きく左右するアイテムの一つです。初めての一人暮らしでは、後回しにしがちなポイントですが、部屋の居心地の良さやインテリアテイストに影響するので、これからコーディネートしていきたいインテリアテイストにあわせてライティングを選びましょう。ナチュラルな北欧風には天井吊り下げのランプシェード、モダンな住まいにアクセント少し加えたい場合は、写真のようなデザインライティング等を選ぶことで、ぐっと室内の雰囲気が良くなります。

夜間、カーテン無しでは外から部屋の中が丸見えになります。一人暮らしでは、防犯も考えなくてはいけません。また、日中にカーテンを閉めても日の光が入るレースカーテン、もしくはブライドなどもおススメです。カーテンのカラーに迷った場合は、壁の色味と同系色を選ぶのが無難と言えるでしょう。サイズをしっかり測っておくことも忘れずに！

まずは、冷蔵庫の置き場とサイズを考えましょう。自炊を毎日する人でも一人暮らしではそんなに大きな冷蔵庫は必需品ではありません。まずは、100L以上200L未満冷凍機能がついたサイズを選ぶと良いでしょう。設置場所と冷蔵庫のサイズ考慮も忘れずに。初めにキッチンに合わせた冷蔵庫カラーを選ぶことで、後からキッチンのインテリアを考えるのが楽しくなります。

家電の必需品にテレビが挙がりますが、実はテレビは個人のライフスタイルによって異なります。「テレビがないと淋しい」とよく聞きますが、パソコンでも代用の利くテレビは、自分の生活習慣を念頭に置いて後から買い足して大丈夫。ワンルームでは、むしろ部屋の狭さや収納に悩ませれがちです。できるだけ必要なものや場所を見極めて、ゆっくりと時間をかけて揃えて行く心構えでよいでしょう。