今回は日本各地から、素晴らしい眺望が楽しめる5つの住宅をご紹介します。どの家も、窓から見える美しい景色が、一日の疲れを忘れさせてくれるようです。海や山に恵まれた国土ならではの、自然の豊かさを存分に享受した住まいの数々をご覧ください。
高低差が10m以上という急斜面に建つ別荘です。外観はシンプルなデザインにまとめています。切妻屋根は低くして、深く庇を張り出しています。壁をつくらず、外周はすべて格子で囲んでいます。
海に向かう夕景です。窓の奥に見えるテラスは土地の傾斜にそった階段状になっていて、海に向かって広がっています。
*テラスに関する記事はこちらにもあります
避暑地として古くから人気のある軽井沢。この家は豊かな緑が楽しめる、ゆったりとした住環境のなかにあります。
テラスと庭を横から見たところです。庭の風景は、季節ごとに異なった表情を見せてくれます。標高が高い軽井沢は、冬は厳しい寒さ、夏はからっとした暑さで、都内ではあまり目にすることのない種類の草木もよく育ちます。
豪雪地帯ではありませんが、冬には雪も積もります。美しい雪景色も冬の楽しみの一つになりそうですね。
長野県・松本市に建つ、松本平を眼下に見下ろす住宅です。外観は窓が一つしかない閉鎖的なデザインとなっていて、トンネルをくぐった先に空が見え、坪庭が現れます。くつろぎのスペースは最も景色が美しく見える2階に配置されています、2階にいたる閉じたアプローチからの変化に、ゲストは皆さん驚かれるそうです。
家のどこからでも景色を楽しめるよう、住宅の平面は景色に対して長細い形状となっています。大きさの異なる窓を様々な高さや奥行で配置しているので、ひとつの景色がいろいろなかたちに切り取られ、多彩な表情を見せてくれます。
琵琶湖の経過が楽しめる、傾斜地に建つ住まいです。琵琶湖に向かって軸線を取り、基礎を傾斜地から少し浮かせることで浮遊感を出しています。
この家の主役は眺望。敷地北側には北岳を含めたアルプス連峰や本栖湖、南側には木立の中から富士山を垣間見ることができます。 豊かな眺望を室内に取り込むことを念頭に置いたプランとなっています。
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