家族が必ず集まる場所と言えば、やはりダイニングルームではないでしょうか?毎日の食事はもちろんのこと、ティータイムや勉強、来客との会談など、食卓は人の集まる場所として多目的に活躍します。今回は、おしゃれなダイニングルームを10例ご紹介してきます。家族のコミュニケーションの場として活躍する素敵な空間を見ていきましょう。
吹き抜けと中庭、そして薪ストーブのあるおしゃれなダイニングルーム。ダイニングの建具を開け放すと、回遊性のある住まいの気配を感じることの出来る場所となります。家族が集まる空間は、あたたかみのある木材で統一され、一体感のある空間に仕上がっています。
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もと倉庫だった建造物を居住空間としてコンバージョンしたこちらの住まい。もともとの構造を利用した高い天井高の大きなLDKには、カウンターキッチンに繋がるダイニングテーブルが設けられ、すっきりとしたミニマルな居住空間が広がります。白で統一された床、壁、天井に、明るい木材のダイニングセットが美しく映えます。
【キッチンについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています】
廊下より吹き抜けとなった14帖のリビングと10帖のダイニングキッチンを配した住まい。キッチン、ダイニングからコートを眺めることが出来ます。このように外へ自然と視線が向かう間取りは、内外の繋がりを上手くつくりだし、実際の広さよりも開放感を感じるダイニングに仕上がっています。視線を遮らないようコート側の椅子に長ベンチを使用しているテクニックは効果的です。
こちらのダイニングは、土間床になっており木製建具を全開口すると、中庭と一体となる空間です。土間の基礎下には土壌蓄熱式床暖房が入っており快適な仕様に。ダイニング横に配されたリビングスペースはスキップフロアとなって視線を少し上げることで上手くゾーニングされており、空間にメリハリが生まれています。
クレジット: TAKAYUKI HORI
こちらの住まいのダイニングルームは、キッチンカウンターを利用したテーブルです。スキップフロアとキッチンカウンターによるダイニングテーブルは、なんと総長5.3m。さらに床を利用することによって親戚十数名が一度に集える空間としても活躍します。家族団欒を盛り上げる囲炉裏で食卓の雰囲気もより魅力的になります。
こちらはLDKスペースの中央に配置されたキッチンカウンターが食卓を兼ねます。広々とした卓上スペースは、調理スペースとして、また食卓として、そして日中はコンピューターでの作業や仕事をこなすワークスペースとして多目的に活躍する場所となります。まさに住まいの中心ともいえるフレキシブルさを兼ね備えたおしゃれなダイニングルームです。デザインや色の異なる椅子を並べると、リズム感が生まれてセンス良くカンターが惹き立ちますね。
こちらのキッチンダイニングは、決して広い空間とは言えませんが、不思議と圧迫感を感じないのは、やはり食卓の奥の開口部からの景色に自然と視線が向かうからでしょう。隣の庭を借景に、大きな開口から風と光とが取りこまれるダイニングルームは、シンプルな美しさを備えています。
クレジット: photo by Kenta Hasegawa
南側のテラスに面して配された土間ダイニング。空間を引き締める黒い壁は、お絵かきや家族のメモを書いておくコミュニケーションの場としても活躍します。食卓のすぐ横に備えられた薪ストーブは、冬でも家族の団欒を暖かく守ります。食卓は家の中心に配されており、キッチンで調理しながら目が届くので小さな子供がいても安心できる距離感ですね。
クレジット: KAZ
モノトーンが効果的に使われた大きなダイニングルーム。一際目を惹くのは、テーブル上部に設けられたシェルフとキャンドルです。スポットライトとなるダウンライトとキャンドルの灯りで、エレガントな雰囲気に仕上げられたおしゃれなダイニングルームです。