FRP製のグリーンフェンスがお洒落!光と風が気持ちいい個性的な住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
空を臨む家, 原 空間工作所 HARA Urban Space Factory 原 空間工作所 HARA Urban Space Factory Сад в стиле модерн
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皆さんはFRPという素材をご存知ですか? FRPとは「Fiber Reinforced Plastics」の略称で、繊維強化プラスチックのこと。今回ご紹介するのは、そのFRPがファサードに使われ、機能面だけでなくデザインも個性的でお洒落になっている住宅です。手掛けたのは、静岡を拠点に活動する原 空間工作所。一体どんな住まいとなっているのでしょうか? さっそく詳しく見て行きましょう!

FRP製フェンスが目を引くファサード

住まいのロケーションは静岡県。商店街の建物が密集した地区に住宅は建っています。そしてこちらはその住まいの北側外観です。目を引くのは、大胆に覆われた全面緑化のためのFRP製フェンス。このグリーンフェンスは、外部からの視線を遮るためや騒音対策として設けられたものですが、まだ緑に覆われていない状態だと、夕暮れ時はこのように生活の明かりが方眼のような網目の隙間からもれ出て来て、住まいを一層美しく浮かび上がらせます。FRPのフェンスは、機能面だけでなくデザインの面でも重要な役割を果たしているようですね。

緑の成長が楽しみなFRP製グリーンフェンス

こちらは、ファサードのFRP製グリーンフェンスにフォーカスした様子です。FRPは、軽量な上に強度や耐久性が強く、補修もしやすいという利点があります。今後の緑の成長によって住まいの表情にも変化が出てくることも、住まい手や地域の方々にとって一つの楽しみとなっているのではないでしょうか。また、まだ緑に覆われていない状態でも、このFRP製のグリーンフェンスによって、住まいの外観がお洒落で個性的なものとなっているのも特徴的です。シンボルツリーのヤマボウシも、今後の住まいの変化を優しく見守っているかもしれません。

住まいに優しい光と風を運ぶパティオ

住まいの扉を開けると、正面には見えるのは水のパティオです。奥に見える部屋はゲストルームとなっており、水のパティオはそのゲストルームへと向かうお客様の気分を盛り上げる役割を果たします。また、このパティオは室内に涼しい風と優しい光を運び、住まいに快適さをもたらします。

おもてなし用ダイニング

住まいを訪れるお客様が案内されるのは、建物中央に位置する水のパティオを通ってたどり着くこのゲストルームです。お客様専用のおもてなし用ダイニングとなっており、庭の豊かな緑を眺めながらゆったりと食事を楽しむことが出来ます。また、このゲストルームのテーブルは、来る人の人数に合わせて対応できる、1.5mから3mまで伸縮可能なオリジナル制作の家具となっています。

太陽の気持ちいい住まいの南側

こちらは南側の外観です。FRPフェンスで覆われた北側とは対照的に、大部分が開口となっており、思う存分太陽の光を感じて過ごすことが出来そうな雰囲気です。また、各階には60cmほどの庇を設けているため、夏の時期の強い日差しに対しては遮る工夫が施されているのも安心です。広い庭部分には、広葉樹をはじめたくさんの緑が植えられており、夏は葉が茂ることで日陰を作ったり、涼しい風を通したりするので、暑い日も快適に過ごすことが出来そうです。

可動式の小上がり畳スペースがあるリビング

こちらは2階の家族用リビングダイニングの様子です。天井は構造材あらわしとなっており、空間に迫力やリズムをもたらし、インテリアのデザインとしてもお洒落ですね。また、南側は全面開口となっていて、室内に多くの光や風を取り入れることが出来ます。部屋中央にある小上がりの畳スペースは、実は可動式&収納機能付きの90cm角の畳ボックスからなっており、移動したり形を変えたりと、都合に合わせて配置換えできるのでとても便利です。

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